横浜周辺の気楽な飲み屋街といえば鶴屋町や野毛などが有名ですが、実は関内にも気楽にはしご酒ができる店がいくつかあります。しかも駅ナカなので雨の日でもOK、さらにはどの店舗も昼のみOKという素晴らしさです。今回はその中で筆者が実際に行った経験を含めて簡単に紹介します。
最初に結論をいうと「日本酒とお寿司を楽しみたいなら寿司処かぐら」「ビールやサワーなどザ居酒屋的な気楽な立ち飲みを楽しみたいならじぃえんとるまん」「ウィスキーやカクテル楽しみたいならお酒の美術館」です。
どの店舗もリーズナブルに昼から飲めるので個人的には非常に重宝します。しかも3店舗すべてタイプが異なり、飲みたいお酒、食べたい食べ物で店舗を変えることができて満足度高いです。関内で飲むことを考えている方はぜひ下記記事を参考に、おもしろそうだったら行ってみてください。飲み会幹事よくやる方向けの情報も載せておきます。
- ブルーライン(横浜市営地下鉄)関内駅への行き方
- 1店目「寿司処かぐら」の行き方、概要、幹事向け情報
- 2店目「じぃえんとるまん」の行き方と概要、幹事向け情報
- 3店目「お酒の美術館」の行き方と概要、幹事向け情報
ブルーライン(横浜市営地下鉄)関内駅への行き方
そもそもブルーラインとは横浜市営地下鉄の1種です。神奈川の南北の間で路線が整備されており、横浜が中心に位置しています。
おそらくこの記事を読んでいる方は横浜や野毛で飲むのが好きな方が多いのではないかと思いますが、横浜駅の場合にはブルーライン乗り場に移動して「湘南台」方面の電車、JR桜木町の場合にはブルーライン乗り場(ぴおシティのさらに下)に移動して同じく「湘南台」方面の電車に乗ればOKです。桜木町からは1駅で行けるのですぐ行けます。
またJRから行く場合には、横浜駅、桜木町駅からJR関内駅に行き、そこからブルーライン(市営地下鉄)関内駅に行けばOKです。なおJR関内駅とブルーライン関内駅は違う駅なので注意してください。
1店目「寿司処かぐら 本店」の行き方と概要
まず1店舗目の寿司処かぐらについて簡単に紹介します。かぐらはもともとぴおシティにあった日本酒の種類が非常に充実した寿司をはじめとする和食居酒屋です。筆者はここよりも日本酒が充実している店を見たことがありません。食事に関してもお寿司をはじめ、おいしそうなおつまみがたくさんあります。端的に言って日本酒が好きな人にはパラダイスだと思います。
①行き方
まずブルーライン関内駅改札から出たら4番出口に向かいます(地上から行く場合もまず4番出口を目指してください)。
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4番出口地上に向かう(地上から向かう方は改札方面に降りる)途中で横に入れる箇所があるのでそこに入ります。
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その先は下記のようになっており、この中の1つが寿司処かぐらです。ぴおシティにあったころを知っている方は「ここにあったのか。。。」という感じかなと思います。
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②概要
お店の中はいい感じの明るさで、木材の温かみのある内装です。店の前方には手書きのメニューがありますが、日本酒の種類、食事の種類も多いのがわかるかと思います。店の後方には日本酒が保管されている冷蔵庫が壁一面に配置され、日本酒がびっしり。
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ちなみに筆者はお寿司のランチ食べて少しおなかに入れてから、日本酒飲みながらアスパラの天ぷら、イワシ明太子磯辺揚をいただきました。超いい時間でした。イワシ明太子磯辺揚はイワシの中に明太子入れたものを揚げたものだったんですが、絶妙な火の加減で揚げられててイワシの身も柔らかく明太子もトロトロ、なのに衣もサクサクしてておいしかったです。家で作ってもガンガン火が通ってイワシも明太子もカチカチになってしまってこうは作れないよな。。。と思います。
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③幹事向け情報
席数は68席で結構広く、メニューと飲み物的には割と気心の知れた相手数人や、メンバーにもよりますが会社の人達とも飲み会をするのにはいいかと思うので飲み会候補にしてもいいかと思います。1次会、2次会どちらでもOKかと。1テーブル6名程度座れます。日本酒が好きな外国人の方もきっと楽しいと思います。調子に乗ってたくさん飲んでしまう方も多いと思いますが、チェイサーもらえるので無理ないペースで飲みましょう。ちなみに禁煙です。
なお公式サイトのURLはこちら→ (https://www.sushi-kagura.com/honten.html)
2店目「じぃえんとるまん 関内マリナード店」の行き方と概要、幹事向け情報
じぃえんとるまんといえば横浜で有名な立ち飲み屋ですが、関内のエキナカ(マリナード)の中にもあります。2020年あたりにオープンしたようなので結構新しいです。じぃえんとるまんのリーズナブルな食事とお酒を立ち飲みで楽しめる気軽さが個人的にはとても好きです。気になった方はぜひ行ってみてください。
①行き方
ブルーライン関内駅内にいる場合には5, 6, 7番出口に向かいます。地上からの方もそれでいいと思います。別の視点だと「マリナードに向かう」と考えればいいと思います。
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これで道なりに進んでいくといろいろなお店があるゾーンに入るのですが、その中にじぃえんとるまんがあります。ひらがなでおっきく書いてあるので一目でわかりますね。店頭にはメニューがあるのでそれを事前に確認してもいいかもです。
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②概要
筆者はこの関内のじぃえんとるまんには行っていないので写真はないのですが、2020年にできた店舗ということもあり比較的きれいな内装です。ただぴおシティのじぃえんとるまんには行っているので、そちらの情報を参考に記載します。
じぃえんとるまんに初めて行くと少し迷うのがお店のシステム(飲み方)だと思います。店舗内には木製のお皿があるのですが、そこに現金(とりあえず1,000円)を置いておいて、あとはメニューを頼んでいくと店員さんがその場で会計してくれます。なので帰る時もフラッと帰れていいですね。どこのじぃえんとるまんもそういう感じです。
ちなみに野毛のぴおシティの場合は少し変わっていて、最初に1,000円払うとおはじき9個と交換され、そのおはじきを通貨として支払いします。例えば生中はおはじき3個、枝豆は1個とかそういう感じです。さらに店に入ったときに店員さんとじゃんけんして勝つともう一つ追加でおはじきもらえます。下記は関内ではなくぴおシティでの写真ですが、木の皿におはじきが入っているのがわかるかと思います。ほかの店ではこのお皿に現金を入れます。
なお筆者は最近はカミナリハイボール頂きました。電気ブランという日本にしかないリキュール (詳細:https://amzn.to/3VAV0Uy)で、そのままでもおいしいのですがハイボールだと爽やかに軽く飲めておいしいです。電気ブランといえば浅草の神谷バーさんが有名です。
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関内の店舗の詳細はこちらのせんべろネットさんの記事も参考になるかと思います。
関内で昼飲みもできる駅直結の立ち飲み「じぃえんとるまん 関内マリナード店」 | せんべろnet (1000bero.net)
③幹事向け情報
関内のじぃえんとるまんは立ち飲みなので席数はゼロなのですが、比較的小規模な店舗(多分ぱっと見20~30人くらいまで)なので大規模での飲み会ではなく、中のよいメンバー2~3人くらいで飲むのがちょうどいいのではと思います。こちらも1次会、2次会どちらでもOKかと。横浜の有名な立ち飲み屋行ってみたい、いわゆるせんべろやってみたい、というときにフラッと行けていいかなと思います。ちなみに禁煙です。
3店目「お酒の美術館 関内マリナード店」の行き方と概要、幹事向け情報
3店舗目はお酒の美術館です。お酒の美術館は京都発祥のお店で全国展開されていますが、神奈川にはこの関内マリナード店にしか現在はありません(2022年オープン)。結構今のところレアですね。昼からこんなにウィスキーやカクテル飲めるところはそうそう無いと思います。大体のバーは早くても17:00~オープンですからね。
①行き方
上記のじぃえんとるまん関内マリナード店の隣にあるのでそことほぼ同じです。関内マリナードに向かっていけばOK。外装も内装もおしゃれで、かぐらやじぃえんとるまんとはまたタイプの違うお店です。看板見るとわかると思いますがかなりいろいろなタイプのウィスキーがあり、カクテルや日本酒もあります。ちなみにお隣のじぃえんとるまんからフードデリバリーOKです。ちなみにマスターは利き酒師の資格を持っている方でお酒にも非常に詳しいです。
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②概要
店舗内にはウィスキーがメインですが、店舗のいたるところにいろいろなお酒がびっしり並んでます。「お酒の美術館」という名の通りで見ているだけで楽しいです。外装・内装両方見るとバーということもあり構えてしまう方もいるかもしれませんが、マスターが気さくな方で私が行ったときはいろいろお話して頂きとても楽しく過ごせました。なのでバーの経験があまりない方でも気楽に入れるのではないかと思います。
ちなみに服装も私はポロシャツに短パンという非常にラフな格好で入りました。内装は本格的ですがそれに反してかなりカジュアルな気持ちで楽しめるお店かと思います。
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私が行った際はAMAHAGANという国産ウィスキーを飲みました。滋賀県にある長濱蒸留所が出しているウィスキーで、2018年から発売開始という比較的新しいウィスキーなのですが飲んだことがなく、いい機会だと思っていただきました。長濱(NAGAHAMA)を逆から読むとAMAHAGANで覚えやすいですね。国産ウィスキーといえばニッカかサントリーのイメージが多いかもですが、最近は結構いろんなとこでウィスキー造ってますよね。
ウィスキーは蒸留後に樽に入れて数年~十数年熟成させるのですが、その樽によって風味が異なります。AMAHAGANでもミズナラ樽、ワイン樽(ワインを熟成させた樽)などいろいろあるみたいなのですが、山桜樽といういかにも日本らしい樽があったのでそちらいただきました。適度な甘みがあり上品な味でとてもおいしかったです。(詳細:https://amzn.to/3VvoLpp)
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③幹事向け情報
店舗内はカウンターと小さめのテーブル席がいくつかあるので、一人でもOKですが2~4人で飲みに行くのがいいかなと思います。お酒がメインなので2次会で行くのがちょうどいいのでは?と思うので、先にかぐらやじぃえんとるまんで楽しんだ後に来るといいかと思いました。かぐらでは日本酒、じぃえんとるまんではサワーやビール、ここでは少し大人(かはわからんですが)ウィスキーやカクテル、マスターと語りながら日本酒を飲むと楽しいのではと思います。ちなみに禁煙です。
ちなみに公式リンクはこちら→関内マリナード – お酒の美術館 (osakeno-museum.com)
まとめ
今回はブルーライン関内駅中の3店を紹介しました。3店舗ともカラーがことなりどれも昼から飲め、ぴおシティとはまた別の楽しみ方ができるので興味ある方はぜひ行ってみてください!なお野毛の行き方も下記で解説しています。
ただ健康上の理由や家の都合(子供がいる)などでそんなにバンバン外で飲むことができない方も多いと思います。そんな方向けに家でお酒を楽しむ記事も書いているので興味がある方はぜひ下記リンクから別記事も読んでみてください。それではまた。