・てきとうホームバー

初心者が家でバーっぽくお酒を楽しむための書籍3選

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「初心者でもお酒について色々知れるいい本ないかな…」「自宅でホームバーで色々なお酒作りたいけどインターネットだとまとまった情報が無いから書籍ないかな…」「お酒について語れるとカッコいいけどどうやったらそうなれるかな…」と思っている方結構多いのではと思います。

 そんな方に向けて筆者が、事前知識もいらずに初心者でも読みやすいおすすめの書籍を3冊(1冊は漫画)を紹介させて頂きます。筆者はこれまで20件以上のバーで色々なお酒を飲み、家に現在15種以上のお酒を持ち、またウィスキー蒸留所2ヶ所に行ったことがあるお酒が好きな一般人ですが、これらの書籍を読むことでウィスキーやカクテルなどの洋酒についてさらに詳しくなれました。書籍を読まないと分からない知識がありますし、バーでプロのバーテンダーさんから色々教えてもらう、なんて現実的ではありませんしね

 先に結論を述べると「カクテル完全バイブル(渡邉一也著)」「ウィスキー完全バイブル(土屋守著)」「バーテンダー(原作 城アラキ、漫画長友健篩)」の3冊です。

 これらの書籍を読むことで買い物中にお酒コーナーを見て「これはこういうお酒だったな~」と識別できるようになったり、家で色々なカクテルに挑戦しやすくなったり、また家の外でも友人との雑談の話題やバーで飲んでいる時の選択肢が広がるなど普段の生活で楽しめることが増えたな~と思います。書籍なのでそこまで値が張らず気軽に入手できるのもいいですね。

 もし興味があれば詳細は下記の記事を読んでみて下さい。先にそれぞれの表紙とかレビューとか見たい方向けにリンクも載せておきますね。

  1. カクテル完全バイブル(渡邉一也著)の魅力 (Amazonリンク)
  2. ウィスキー完全バイブル(土屋守著)の魅力 (Amazonリンク)
  3. バーテンダー(漫画)の魅力 (Amazonリンク)

カクテル完全バイブル(渡邉一也著)の魅力

 カクテル完全バイブルの魅力を一言でいうと、タイトル通り「カクテルを楽しむための基本知識が網羅されたバイブルである」ということです。(Amazonリンク)

 まずいいなと思うのがカクテルレシピが探しやすい点です。カクテルがベースとなるお酒毎(例えばジンベース、ウォッカベース)などに分かれており非常に探しやすいです。なんと載ってるカクテルは全400種もあります。このためホームバーをする方は、電子書籍ではなく紙の書籍として手元に置いておくと非常に重宝します。

 他のいいなと思う点はお酒の初心者に非常に寄り添ったお酒、カクテル、バーの基本知識がしっかり書いてある点です。そもそもカクテルとは?からカクテルの分類、カクテルの材料(各お酒の簡単な説明)があるのでここを読むだけでお酒の基本的な知識が付くと思います。さらにはバーでのふるまい方をはじめとするバーでのカクテルの楽しみ方、ホームバーを楽しむためのカクテルで使う道具の解説やグラスの種類の解説などてんこ盛りです。

 ひとまずこれを手元に置いてパラパラ見ているだけでお酒の知識や家で作れるカクテルの種類がグンと増えるのではないかと思います。

ウィスキー完全バイブル(土屋守著)の魅力

 この本は数あるお酒の中でウィスキーに特化した書籍です。この書籍の魅力をひとことで纏めると、「ウィスキーの銘柄だけではなく分類や歴史、製法まですべてを網羅している」点です。ウィスキーが好きな人だけではなく知識としてとても勉強になり、ホームバーを楽しみ方に幅が出ると思います。(Amazonリンク)

 「ウィスキーは度数が高すぎて飲めない、味がわからない」「自分はカクテルだけでいい」という方も実際いると思います。しかしウィスキーの楽しみ方は度数の高いストレート(原液)、ロック(原液+氷)だけではなく、居酒屋でも人気な度数の低いハイボール(原液+炭酸水)という飲み方があり幅広いです。またウィスキーによってハイボールの味も変わり、ハイボールはある種カクテルです。ウィスキーは他のお酒に比べて種類が多く奥が深いため、これも手元に持っておくと重宝します。

 また家で楽しむだけではなく、クラシックなバーでウィスキーを銘柄指定で頼み、バーテンダーさんがアイスピックで丁寧に作った大きな丸氷のロックで一人で飲み、葉巻を吸う…そんな渋い姿にあこがれる人もいるのではないかと思います。こういうときにウィスキーの知識があるとかなりサマになります。(実際筆者もバーによく行ってた20代の時はそんな飲み方もいいかもなーと思ってやってた時期あります)

 あと個人的な意見で異論は全然あると思いますが、20代の頃よりも30代、40代と年を重ねるとウィスキーを飲む方が増える印象があり、そういう方たちと仕事以外の共通の話題を持つことができます。筆者は20代半ばからもうウィスキーが好きで、そのころから結構頻繁にバーに行って色々飲んでたのですが、当時の周りの会社の同世代や先輩や後輩でウィスキーを飲む方はかなり少数でした。しかし年上の30代、40代、はたまた50代の先輩でウィスキーの話をすると結構色々してくれる方が多く、それが話のきっかけになって交流が生まれるということもありました。

 あと年を重ねると飲む方が増える理由は健康上の理由(蒸留酒なので糖質が少ない)もあると思いますね。実際蒸留酒全般(ウィスキー、ジンやウォッカなど)は醸造酒(ビール、日本酒やワイン)に比べて糖質低いですからね。あと個人的な感覚ですが蒸留酒は次の日に残りにくいのもいい点です(ちなみに私はワインはなんか変な酔い方する感覚あります)。

バーテンダー(原作 城アラキ、漫画長友健篩)の魅力

 バーテンダーの魅力は「読みやすい絵柄でサクサク読めて話自体もおもしろい漫画で、その上お酒の知識が付いてしまう」点にあると思います。大体一話完結なので気が向いたときに読めます。全21巻あります。(Amazonリンク)

 まず漫画として読みやすいというのがいい点だと思います。文字も多すぎず絵もスッキリしていて漫画としてすごく読みやすいですし、話自体もおもしろいです。大人になるとわかる「こういうのあるな~」みたいな共感できる場面もあったり、感動的なエピソードもあったりと色々考えさせられます。あと出てくるお酒がすごくおいしそうで、「これ飲んでみたいな~」と私はよく思いながら読んでました。大人向けな漫画です。

 内容はガッツリお酒のことを取り扱っており、お酒関連の言葉のオンパレードです。そこが難しいところかもしれませんが、いい点でもあります。エピソードと関連付けてお酒の言葉(知識)が身に付いてしまいます。英単語帳で単調に単語を覚えるのは難しいですが、文章や会話に出てくると覚えやすいみたいな感じですね。またちゃんと調べないと分からないような知識もちらほらあり、そういう意味で漫画としてもお酒の本として優秀だなと思います。

まとめ

  1. おすすめの書籍は「カクテル完全バイブル(渡邉一也著)」「ウィスキー完全バイブル(土屋守著)」「バーテンダー(原作 城アラキ、漫画長友健篩)」の3冊
  2. 「カクテル完全バイブル(渡邉一也著)」のいい点はタイトル通り「カクテルを楽しむための基本知識が網羅されたバイブルである」ということ
  3. 「ウィスキー完全バイブル(土屋守著)」のいい点は「ウィスキーの銘柄だけではなく分類や歴史、製法まですべてを網羅している」点
  4. 「バーテンダー(原作 城アラキ、漫画長友健篩)」のいい点は「読みやすい絵柄でサクサク読めて話自体もおもしろい漫画で、その上お酒の知識が付いてしまう」点

個人的には少なくとも「カクテル完全バイブル(渡邉一也著)」があるだけで家飲みのクオリティがあがると思うので、全部はいいかな~と思う方はそれだけでもいいと思います。

 ちなみに気軽な家飲み、外飲み関してもまとめているので興味あれば下記の記事もぜひ見てみて下さい。

この情報でみなさんの宅飲み・外飲みが楽しくなれば幸いです。それではまた!