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[簡単] Colemanコンパクトスモーカーの使い方

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 自宅のコンロで匂わず安全に簡単に燻製が作れるColemanのコンパクトスモーカー、実際に具体的にどうやって使うのか気になる方多いのではないのでしょうか。「本当に簡単にできるのか」「説明書だけではわからないところないか」などちょっとよくわからないところがある方結構いるのではないかと思います。

 という訳で実際に私が燻製する様子を段階ごとにまとめました。燻製したものはおつまみの定番のミックスナッツとポテトチップスです。「おーこうやってやるのか」「確かにできそうだな」と多分思っていただけるのではないかと思うので、気になる方はぜひ下記から本文を確認してみて下さい。家での飲み時間を充実させるきっかけになれば幸いです。

 なお「Colemanのコンパクトスモーカって何?」「どういうもの?」という方は別途記事にまとめていますので、下記リンクから確認してみて下さい。(Amazonリンク)

<INDEX>

  1. Step1: アルミホイルを容器の底に敷く
  2. Step2: 木片をアルミホイルの上に置く
  3. Step3: 素材を網の上に置く
  4. Step4: 火をかけて煙が出たら蓋をして10分待つ
  5. Step5: 火を止めて10分待って完成

<参考:Coleman公式ページ>

コンパクトスモーカーの通販|キャンプ用品のコールマン【公式】オンラインショップ | コールマン オンラインショップ (coleman.co.jp)

Step1: アルミホイルを容器の底に敷く

 まずは木片を載せるアルミホイルを鍋底に敷きます。

 アルミホイルは木片を受けられる分あればいいので、ひとまず10cm前後引き出せばいいと思います。引き出した後は中央部分を手で割いて半分にしておけばOKです。後述ですが、木片の上に水分除けのアルミホイルを敷くので片方を鍋底に、片方を木片の上に敷くというように使うことで引き出したアルミホイルが無駄になりません。割いた後は下記のようになります。

 もし「ちょっとミックスナッツを燻製したい」という場合には、鍋底に敷かない方をさらに手で割いて半分にするとよいです。この場合は下記のようになります。

 その後正方形に割いた方を鍋底に敷きます。燻製するもの次第ですが、アルミホイルの端を少し立てておくと水分量が多いものを燻製した際の水分が木片に接触するのを避けることができます。今回はミックスナッツとポテトチップスなので時に気にせず敷きます。

 ここで1点ポイントとして、アルミホイルは容器の底面にしっかり接触するように敷いて下さい。このアルミホイルを経由してコンロの火の熱が木片に伝わり煙を発生させますが、アルミホイルがしっかり容器の底に接していないとうまく熱が伝わらず煙がなかなか出ません。なのでアルミホイルを引いたら上から指で押してちゃんと容器の底に接触させるようにするといいです。これが終わると下記のようになります。

 これでStep1は完了です。

Step2: 木片をアルミホイルの上に置く

 次に木片をアルミホイルの上に置きます。木片はひと握りでつかめる量をアルミホイルの上にまんべんなく置けばOKです。公式の説明だと「ザラメを混ぜると色艶がよくなります」とありますが、特になくてもおいしい燻製はできるので安心してください。木片を置くと下記の写真のようになります。ちなみに少し(小匙1杯くらい)普通の砂糖を混ぜると出来上がりの色が若干深くなる感覚が個人的にはあります。

 この後は木片の上にStep1で作ったもう片方のアルミを置きます。これは公式の説明では「食材の水分が落ちて木片をぬらさないように」という目的で、本来はお皿のようなかたちにして設置します。

 今回はポテトチップスとミックスナッツを燻製しますが多少は水分が出るものの木片にたれる可能性は少ないので、ちょっとサボって皿の形にしないで中央付近をアルミで覆います。「これで意味あるのか?」と思う方もいるかもしれませんが、この方がコンロの火炎の熱がうまく木片に伝わるようになること、あと万が一食材を網から落としてしまった際に木片が付くことを避けられる効果があります。あと多少は出るので一応かけといた方がいいです。食材によって水分量変わるので、慣れるまでは毎回皿状にしておいた方がいいと思います。

 これをすると下記のようになります。

 これでStep2は完了です。

Step3: 素材を網の上に置く

 これは文字通りもう網の上に食べたいものを置くだけです。Colemanコンパクトスモーカーには大きい網と小さい網の2つ付属しており、それぞれ設置位置が異なります。具体的には小さい方を下段に、大きい方を上段に置きます。

 公式の説明では「下段の方が温度が高くなるので大きなものやしっかり火を通したいものを置く」「上段にはあまり火を通したくないものを置く」とあります。

 今回はポテトチップスとミックスナッツなので両方上段に置きます。置くと下記のような感じになります。

 ちなみにポテトチップス一袋は多いな…と思う方いるかもですが、その場合はスーパーでよく4つセットで売っているような小分けのパックのものを使うといいと思います。少量の方が他にもいろいろ燻製しやすいこともメリットかなと思います。今回は堅あげポテトとジャガビーを載せてみました。ググると「プリッツおいしい」という記事もちらほら出ます。

 これでStep3は終わりです。

Step4: 火をかけて煙が出たら蓋をして10分待つ

 いよいよ火にかけます。コンロを中火以上にして少し経つと目でわかるくらい煙が出てくると思います。割とすぐ出てきます。

 もしコンロを中火にしても「中々煙が出ない…」という場合には、Step 1の際にアルミホイルが容器の底面にうまく接触していない可能性があるので、焦らず一旦火を止めて、食材をのっけた網をいったん降ろして、木片の上から箸とか何かで押してアルミホイルを底面にしっかり接触させてから、再度網を載せて火をかけるといいと思います。

 煙がそれなりに安定して出ていたら蓋をして弱火にします。蓋をすると下記のようになります。この状態にしたら弱火にした状態で10分待ちます。キッチンタイマーか何かでアラームかけておくといいと思います。ここまで来たらあともうひと手間で燻製完成です。

 次に煙がコンパクトスモーカーから漏れるのを減らすために、蓋と容器の間に水を差します。この水分量が慣れるまで多分いまいちピンときにくいところだと思います。あんまり少ないと煙の漏れ量が増えるし、あんまり多いと容器の中に水が入っていって木片を湿らせたり蒸し焼きっぽくなったりするかと思います。

 写真で水分量を説明すると下記のような感じです。赤丸の箇所に光が当たっていてわかりやすいと思うのでそこに注目してください。赤丸の箇所には青い細線緑の細線の2つがあることが確認できると思います。青い細線は蓋の端で、緑の細線は蓋が載っている平面の端です。この青い細線緑の細線の間に影のような黒い線が見えると思いますが、これが煙の漏れを防ぐための水です。多少の増減はあれどこのくらいの水分量で煙が漏れるのを抑えることができます。多分イメージできたのではないかと思います。

 実際に差すときは軽量カップで1ヶ所だけではなく数か所にちょっと水を少し待ち、蓋と容器の間に水が広がっていくのを目で確認しながらやると確実だと思います。

 差してから少し待つと内部に煙が溜まりちょっとだけ煙が蓋と容器の隙間から出るのですが、その時に蓋が上下することで水が広がっていきます。なので水をちょっと差したら少し待つということが必要になります。何回か蓋が上下動を繰り返しそれで水が全体に張られたらOKです。もしどうしても水が行きわたらない箇所があればその箇所にちょっとだけ水を追加で差せばいいと思います。

 水が全体に張り巡らされても、まったく一切煙が漏れないというわけではなく、ポン…ポンと少しだけ煙が蓋と容器の隙間から出てくると思いますが大した量は出てきません。なので換気扇をかけとけば十分処理できる量なので火災報知器も作動しないはずなので安心してください。(私は最初やったときビビりながらずっと見てましたが大丈夫でした)

 もしものすごい量の煙が出てくる場合は、火が強すぎるか、水がうまく張れてないかのどちらかだと思うので落ち着いて対処してください。

 これでStep4は終わりです。

Step5: 火を止めて10分待って完成

 Step4では弱火にした状態で10分待ちますが、次は火を止めてからまた10分待ちます。こうすることで燻製器の内部を蒸らし、煙をなじませます。またキッチンタイマーセットしてアラームなるまで待ってればOKです。火を止めて煙もほぼ出ない状態になっているので少し安心です。

 で10分待って完成です。

 蓋を持ち上げると下記の写真みたいな感じでしっかりできました。Step3の時と比べるとしっかり色がついて燻製されたのがわかるかと思います。ちゃんとおいしかったです。

 (余談:Step3と若干素材の配置に変化がありますが、写真撮ってる時にうっかり網がずれて揺れてしまったのが理由です。調理中に素材が動くことは無いです。)

 以上Colemanのコンパクトスモーカーの使い方でした。最初木片と素材配置したら火をかければあとは20分ほぼほったらかしで完成するお手軽さがわかったのではないかと思います。「自分でもできそう」「やってみよう」と思った方ぜひトライしてみて下さい! (Amazonリンク)

なお当ブログでは家のみ、外のみ両方に関していろいろ書いているので、お酒を楽しく飲みたい方はぜひ下記の記事も読んでみて下さい!

それではまた!