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仕事している方なら必ず必要なタスク管理、デジタルのアプリで済ませる方も多いと思いますが、手帳だけはアナログじゃないと頭に入らない…という方多いのではないでしょうか。また手書きを楽しみたい!という理由で手帳は手書き、という方多いと思います。
また普通市販の手帳を買うのが普通だと思いますが自分の仕事に合う手帳がない…という方もいるかと思います。さらには手帳とそのほかの仕事用のノートを別々に持つのやめたい…という方も。
かといって自作の手帳ってなんだか時間かかりそう…作るのめんどくさそう…と思って躊躇してひとまず市販の手帳を利用する方多数だと思います。
そんな方向けに今回は自作手帳のメリット・デメリット、また私が実践している自作手帳の実例を紹介してみようと思います。私の手帳は大分昔に流行ったバレットジャーナルが原型で、たしか7年くらい前から色々仕事に合わせて調整した結果今に至ります。さらに私はとにかく手帳を作る時間を減らしたいと常に思っていたので作成に時間がかからない形式になっています。
多分これ読むと「これなら自分に合ったアナログ手帳でタスク管理できそう」「ライフログも楽しみながら手帳でタスク管理もできそう」など思ってもらえるかと思います。役に立てば幸いです。
- 自作手帳のメリット・デメリット
- 私の現在時点の手帳の実例
- 利用しているノートとそのページ構成
自作手帳のメリット・デメリット
まず自作手帳のメリット・デメリットをまとめてみようと思います。
メリット1: 自分の好きなかたちでタスク管理が可能
市販の手帳はレフト、ホリゾンタル、バーティカルなど様々な種類があり、罫線のタイプ(方眼、ドット、無地)も様々です。また月間、週間タスク管理以外のページの枚数もバリエーションがあります。ほかにも欲しいページはリフィルを使うなどありますね。ですが市販の手帳を使う限りはタスク管理を手帳の形式に合わせに行っており、本当に自分の管理しやすいかたちでタスク管理できているかは別です。
手帳の活用具合は仕事の効率に直結するのでこれが実は自身の仕事の生産性に影響を及ぼしている可能性はかなりあると思います。
この点自作手帳の場合は本当に自分にあったかたちでタスク管理ができるのが魅力です。私の場合はもともとバーティカル形式の手帳が合っていたので、それをもとにバレットジャーナル的要素を取り込んで現在のかたちにしています。
メリット2: ページのフォーマットを調整可能
市販の手帳の場合はフォーマットがもともと固定されており便利な反面、調整がしにくいです。調整をする場合にはそれが適したページを追加するか、自分で書きたす必要があります。
この点自作手帳は「合わないなこれ」と思ったら自分で変えることができます。仕事が変わった、部署が変わった、抱える案件数が増えた、海外の場合は独特の文化(サマータイム、太陰暦の適用)など、環境の変化に柔軟に対応することができます。
メリット3: 環境に依存せず再現性のあるタスク管理が可能
市販の手帳のデメリットとして、手帳が販売されなくなる可能性があると思います。自分にあった市販の手帳があると本当に便利ですが、その反面入手できなくなった場合は非常にストレスになると思います。
この点自作手帳を適用していると手帳の販売停止におびえることなく、長期的に同じ環境で仕事をすることができます。私の場合は極論方眼紙ノートさえ入手できればタスク管理できます。
また海外で働いている方にとっては日本の手帳が買えない、という状況に陥ることもあると思うので、そういった方にもメリットがあると思います。
メリット4: ノートの外観、大きさ、ページ数の自由度の高さ
市販の手帳だと外観よりもまず中身の形式が優先されるため、外観の自由度は比較的少ないと思います。
この点自作手帳では自身の持っている条件に沿ったノートでありさえすればOKなので、外観・大きさ・ページ数の自由度が高く、中身だけではなく外観も自分に合ったものを選べる可能性が高いと思います。
ページ数を増やせると複数のノートを持つ必要がなく「これ1つ持っておけばOK」となって管理が楽にできます。
ちなみに私の場合は①方眼紙ノートであること、②ある程度のページ数が確保されていること、③ハードカバーであること、④仕事で使ってても違和感のないノートであることが条件なので方眼紙黒ハードカバーのモレスキンが選択肢の一つです。(Amazonリンク)
デメリット:手帳を作るのに時間が必要
これに尽きると思います。凝った形式であるほどこれに時間がかかります。なので欲しいフォーマットを自作するのにとても時間がかかる場合には市販を買う方が総合的にはコスパ(タイパ)がいいと思います。
逆にいうとこれが解消されれば自作手帳のデメリットが消えることになります。私の形式はこれを解消した一つのかたちだと思います。(次で紹介)
余談ですが、私の手帳の原案になっているバレットジャーナルが気になる方は下記の書籍を読んでみるといいと思います。この2冊できっとイメージがつかめると思います。
また「忙しすぎて文字で本を読む時間が無い!」という方は下記のAudibook.jpというサービスで「聞き放題プラン」を試してみるといいかもしれません。上記で紹介した②はこちらでも聞けます。実際私も2年以上利用していいサービスだなと思うので、この機会に興味あれば試してみてください。
私の現在時点の手帳の実例
そんな私の現在の実例は下記です。あくまで現在時点のものなので将来的に変わる可能性がありますが、基本的にノートを作ること自体に極力時間をかけないこと(前述のデメリットの解消)がポイントです。なお私の手帳のタスク管理はウィークリー(週間)のページしかないので、このページを方眼ページ52ページ分に書けばそれで最低限1年分の手帳は完成します。
![](https://yurujublog.com/wp-content/uploads/2024/11/①-1-1024x576.jpg)
- ミーティングの予定を入れる欄
- 過去市販の手帳を使っていた際に自分に合っていたのがバーティカル式なのでその名残。視覚的にパッと管理できて便利。
- 仕事の予定以外も色々入れられる点が利点。
- タスクを入れる欄
- タスクの大カテゴリは”< >”でタスクは”・”でまとめる
- タスクは完了したら斜線で消す、未完了タスクは次の日(右側)にスライドして移すことでタスクの漏れを防止する。
- このルールはバレットジャーナル由来で、本来のバレットジャーナルではもっとルールがあるのですが、それですら面倒だったのでこれくらいシンプルな管理ルールにしています。
- ハビットトラッカー欄
- 方眼の四角の中それぞれに習慣化したいタスクを割り当てておいて、その日それが達成できたら塗りつぶしていく行動の可視化、習慣化の促進をするツール。
- これもバレットジャーナル由来のルールです。ハビットトラッカー(Habit Tracker)とネットで探すと事例があるのでわかりやすいと思います。
- 自由記述欄
- 何書いてもいいメモ欄。意外と使います。
- 土日用メモ欄
- 土日にやること、行くとこを書く欄。土日にやることは平日の仕事に比べるとそこまで多くなくそれに対してそこまでスペースを割く必要はないと思うのでこれくらいで済ませてます。
- “<SS>”にしてますが、これはSaturday,Sundayの頭文字です。漢字よりアルファベットの方が書く時間が少ないのでSSにしてます。
- 追加メモ用付箋
- 仕事の打ち合わせの内容や、ちょっとしたアイディアをまとめておきたい、けど書くスペースがないときは付箋で追加します。付箋は100円ショップのもので十分だと思います。ちなみに画像のはダイソーのものです。
- 場所は適当に貼ればいいですが、ページ左側を使ってるときは右に貼るとかすると邪魔にならなくていいと思います。
上記に加えて、私は一部はアプリを使って管理しているのでそれもまとめておきます。下記と上記手帳を組み合わせてタスク管理ができています。
- 月間スケジュール管理:Googleカレンダー
- 手書きするとめんどくさいのが数字が多いマンスリーページを作ること(数字をたくさん書くため)なのですが、そこはもうGoogleカレンダーでやってます。祝日もちゃんと確認でき便利なのに無料です。歯医者、ご飯食べに行く、だれだれの誕生日とかはこちらで管理。
- 昔はこれも手書きにしてたんですがほんと時間かかって効率悪いな…と思ってたのでやめました。苦にならない方はやるといいと思います。
- その他メモ:Google Keep
- Googleのメモアプリなのですが、移動中など手帳を開いてじっくり書くことができないときにふと思いついたアイディアをメモしたり、考え事をするときに使います。こちらも無料。ちなみにクラウドなのでPCからもスマホからもメモの内容確認できて便利です。
利用しているノートとそのページ構成
私はモレスキンのミディアムサイズ(240ページ)を使っているのですが内訳は下記です。
- 1~52ページ:Weeklyページ (前述)… 1年は52週間
- 52~240ページ:ジャーナリング、仕事でのメモ用のページ
つまり実際8割近くただのノートなので、タスク管理しつつ色々かけるのでひとまず1年間はこのモレスキン1冊持っておけばちょうど使いきれるくらいのサイズです。
なおまたハードカバーのいいところは見た目がビジネスに向いているということと、頑丈で硬いところです。仕事のシーンによってはPCなしでノートとペンだけ持ってメモする場面があると思いますが、そういうときにハードカバーだと紙面がふにゃふにゃしなくて書きやすいです。
実際見てみるとイメージ沸くと思うので、興味あればまずは次のリンクで色々見てみるといいと思います。(Amazonリンク)
またそもそも私がやってるジャーナリングって何?という方は下記の過去記事も興味あれば見てみて下さい。
おわりに
今回は手書きの自作手帳のメリットデメリット、また自身の実例を紹介してみました。忙しい生活の中、うまくタスク管理をして自分の時間を作り、少しでも充実した時間を過ごせる一助になれば幸いです。
またそもそも「自作手帳に限らず自分の時間を捻出するヒントが欲しい!、けど調べる時間がない…」という方は、前述ですがAudiobook.jpの聞き放題プランで「時短術」「効率化」「生産性」などのキーワードで書籍検索して色々聴くのもありかなと思います。実際私も2年以上使ってますが、忙しい中情報を探すのにちょうどいいので興味あればどうぞ。
それでは。