・ジャーナリング

[歴5年]初心者でも簡単 ライフログのやり方とおすすめツール紹介

[PR]

「1年の記録を楽しく残したい」「自身の感情やメンタルを整理したい」という目的で、最近手書きによるライフログが流行っていますが、「”ライフログ”の意味が広すぎて調べてもよくわからない…」「誰かの具体例が知りたいけど周りに聞ける人がいない…」と悩んでいる方多いのではないでしょうか。

そんな方向けに、ライフログを3年(ジャーナリングは8年)以上継続している筆者が、自身の具体例とおすすめのツールを紹介します

私のライフログは非常にシンプルなので、カラフルにする必要も絵を書く必要も一切無く非常に簡単に始められるので「とりあえずやってみようかな」という方におすすめかなと思います。この記事で読書の皆さんの日々の生活が充実することに貢献できれば幸いです。

「時間がない!」という方向けに下記インデックスにおすすめツールのリンク載せておいたので、まずは商品を見たい場合にはそちら見てみるといいと思います。

  1. ライフログとは
  2. 自身のノートの内容(ジャーナリング&スクラップ)
  3. ライフログ個人的おすすめツール

ライフログとは

下記の記事に定量的なデータがあるのでこれを元にまとめていきます。

参考:ライフログに関するアンケート| 株式会社日本能率協会マネジメントセンター

記事によると”ライフログ”とはまず「日々の健康状態や気分、出来事、気づき、趣味、勉強など、特定のジャンルごとの記録を手帳に残す習慣」を呼ぶとあります。

とはいえ、“日々の健康状態や気分、出来事、気づき、趣味、勉強など“とは言われても範囲が広すぎてなんとも言えないですよね。つまり「書く内容がコレだとライフログである」というものは明確には決まっていないと判断できます。

一方でライフログの目的を見ると「日々の思い出を残すため」「書くこと、記録することを楽しむため」「気持ちや思考の整理のため」が多くを占めます。つまり具体的な内容はなんであれ、この目的を達成することを手帳に書けばそれがライフログである、と解釈できると考えれます。

なので結局は自分が好きなことを書いて目的を満たしていればいいのですが、「何書いていいかわからない!」という方結構いると思います(アンケート結果もそうなってます)。

なのでここからはあくまで参考として、私の具体例を説明します。

自身のノートの内容

まず私はジャーナリングという「思ったことをひたすら書き続ける行為」を9年以上継続しています。これは「気持ちや思考の整理のため」という目的に沿っているので、ジャーナリングは一般的には独立したものと捉えられていると思いますが、定義的には”ライフログ”の一つのかたちであると判断してよいと思います。

ジャーナリングは本当に「思ったことを書き続けるだけ」(出来事を記録する”日記”とは区別される)なのですが、頭がスッキリし、自律神経が整いモヤモヤした悩みや不安が低減され、ストレス解消につながる行為なので興味あれば試してみてください。最低限でノートとペンさえあれば今すぐ取り組むことができます。

ジャーナリングのやり方などについては過去記事がいくつかあるので、具体的なことはそちら参照にしてみて下さい。

また私は別途ジャーナリングのノートに思い出に残るもの(後述)をペタペタ貼ってその時のことを振り替えれるようにもしているので、これも「日々の思い出を残すため」という目的に沿っているので、このスクラップの部分も“ライフログ”の一つのかたちであると判断してよいと思います。こちらは現在5年継続してます。

もともとジャーナリングをやる中でたまに旅行など行った時に残った半券や、駅や施設にあるスタンプなどをたまにペタペタ貼ってたのですが、実物があるとよりその時を思い出せていいな…と思い、だんだんと数が増えていって現在に至ります。

本当に何気ないものでも、写真のような電子データではなく触れる実物があるとより明確にその時のことを振り返ることができ、またそれらをパラパラ見るだけで「今年も色々やったなー」という満足感に繋がるかなと思います。

この思い出を残す方のスクラップに関しては、過去に私が実際に貼ったものをまとめてみました。下記は一例なので、いいなと思ったものをペタペタ貼ればいいと思います。

  1. 旅行のときに得た半券(飛行機や博物館など)
  2. 友人・家族からもらったおかしなどの包装紙や付箋などのメッセージ
  3. 飲み会での居酒屋のレシート
  4. お酒のボトルのラベル
  5. お出かけ・旅行先でのスタンプ

ライフログ個人的おすすめツール

昔ジャーナリングに関して別途まとめているのですが、ライフログという観点で改めてまとめてみようと思います。

ノート

本当に最低限ではノートならなんでもいいと思いますが、私はハードカバーで方眼ノートのミディアムサイズのモレスキンかロイヒトトゥルムの2つおすすめします。ちなみに筆者は両方使ったことありますが、基本はモレスキン派です。(記事冒頭の画像の黒いノート)

参考ですがモレスキンのAmazonのリンク貼っておきますね。先にこちらを見てから下記を読むとより具体的なイメージを持ったうえで自身のノートを考えることができるのではないかと思います。(モレスキンのAmazonリンク)

理由1: 中に書き込みのない無地のノートでカラバリも豊富

前述のようにライフログは自由度が高いので、市販の手帳やノートのように線が色々引いてあると自分の好きなように作り上げることがしにくく、また始めてから「ちょっと違うな…」と調整するのもやりにくいかと思います。

一方無地のノートならばその心配がなく、ひとまず自分の好きなようにやってみて、しばらくやって調整して、またそれを戻して…など非常にやりやすいです。多分ライフログ書いていくと「これも書きたい、残したい」というものが増えてくると思うので、そういった意味で拡張性がある点で無地のノートを使うのはいいと思います。

またライフログをやる場合はおそらく「書ければいい」という感じではなく、持ち歩いていて楽しみを感じられるノートを使いたいという方も多いと思います。その点モレスキンはカラーバリエーションが豊富なので、何かしら気に入る色がきっとあると思います。

ちなみに私が方眼紙をすすめるのは定規などなくても方眼線を参照にすると絵がサッとバランスよく書きやすいというメリットがあるためです。完全な無地に比べてちょっとしたスケッチするときに重宝します。

理由2: 頑丈で損傷しにくいハードカバーで持ち運びやすいA5サイズ

ライフログは頻繁かつ継続的に使っていくことになりますが、その分日々少しずつノート本体にダメージが蓄積されていきます。なので市販のノートでも問題ありませんが、使い込んでくるとだんだん表面がボロボロになることもあると思います。

その点モレスキンなどハードカバーのノートだと、頑丈なのでダメージがしにくく、またダメージしても逆にそれがいい味出してきて愛着がわいてきます。またハードカバーだとふにゃふにゃしていないので、外で立ちながらちょっとだけ書く、といったこともしやすいです。参考で2024年用でほぼ使い切ったモレスキンと来年用のモレスキンの比較画像を置いておきます。使った感案外出るもんだな、とわかるかなと思います。

またライフログをする場合、常に家にノートを置くのではなくおそらく持ち運びする前提になると思いますが、モレスキンのミディアムサイズはカバンに入れやすく持ち運びしやすいのでライフログ向きだと思います。

理由3: ポケット、しおり紐、ゴムバンドなどの付属品が地味に便利

モレスキン(ロイヒトトゥルム)は実はノートの紙以外に、内部末尾にポケットがあり、しおり紐が中についてます。また外部にはゴムがついているのですが、これもライフログに非常に便利です。

この後にも解説載せてますが、付箋やシールなどがあると結構便利なのですが、末尾のポケットにそれらをしまえるので「ノートとペンだけ持ってればOK」という状態にできるので地味に楽です。下記画像ですが、下敷きよりも厚いものでも案外入ります。

またしおり紐があるのも「一番最近書いたのどこだっけ…」と迷わなくなるので、なくてもいいですがあるとストレスフリーです。

さらにゴムに関してですが、実際ライフログ継続してノートに色々書き込んだり貼ったりしているとノートが膨らんでくるのですが、それをおさえられるのであった方がいいと思います。ないノートの場合は別途買ってもいいのかなと。

ちなみに下記は最近買った2025年用の新しいモレスキンと、2024年にちゃんと使い切った2024年のモレスキンの比較画像です。下記見るときっと「思ったより膨らむんだな…」と実感できると思います。こう見ると2~3倍膨らんでますね。

ここまで読んでいただければおそらくモレスキンの魅力が伝わったかと思いますが、そのほかにも自身のノートを考えるうえでのヒントが色々あったのではないかと思います。参考にここにもモレスキンのリンク再掲しておくので、ここから是非自身に合ったノートを検討してみるといいのではないかと思います。(モレスキンのAmazonリンク)]

あとはモレスキンといえば「高級ノート」をいうイメージを連想する人が多く、そういった意味で持っていることで気分が上がる、家の外で色々書いていてもサマになる、といった面もあるかなと思います。

ペン

私としては、日々の出来事や感情を書き出す分には「軽い筆圧でインクがしっかり乗るペンならなんでもいい」です。理由としては書いた内容を自身で見て、そこから発想をしてまた書く…ということをするので、読みやすくかつ早く書けるペンが適しているからです。

とはいえ具体的な製品は?と思う方いると思うので、個人的にはサラサ0.5mmかジェットストリーム0.5mmが便利かなと思います。コンビニでも売っているのでどこでも調達しやすく、前述の条件を満たしているからです。お値段もお手頃です。ちなみに私はサラサ派です。

また「せっかくなので使うペンは愛着がわくものにしたい」という視点で、少し気分が上がる感じのペンを探しているのならば私はサラサグランドをおすすめします(Amazonリンク)。

サラサグランドは中身は普通のサラサなのですが、外身に高級感があり、カラーバリエーションも豊富なので自分の好きなペンを探しやすいと思います。もちろん中身はサラサなので書きやすいです。ちなみに過去にサラサグランドの記事書いているので興味がある方はぜひ見てみて下さい。

その他便利ツール

(方眼紙の)付箋

ただ文章や絵をノートに書いたり色々ペタペタ貼るだけではなく、ちょっとしたメモを別途残しておきたいというときに付箋があると便利です。前述のように私は方眼のモレスキン使っているので、基本は方眼紙の付箋を使ってます。

また私は大体1年でモレスキン1冊を使い切るくらいのペースなのですが、実際はノートのページ数が少し足りてないです。しかしながら、足りない分のページを別のノートで補足するのがめんどくさく、そもそも1年でノート1冊にしたいので、大き目の方眼紙の付箋も用意して「追加ページ」的に使ってます。保管場所は前述のノート末尾にあるポケットに常に一部入れてるという感じです。

シンプルな方眼の大きめのふせんは例えばイメージとしてはリンク先のようなものです(Amazonリンク)。ダイソーでも似たようなもの買えます。

また付箋にも色々なデザインがあり「文字を追加する」というだけではなく「ページを彩る」という面もあるかと思います。好きなものがあるならば、そのかたちをしていたり、それが描いてあるような付箋を使うとより気分が上がり、「自分の手帳」を作るのが楽しくなるかもしれません。

下敷き

前述のように使い込んでくるとノートが膨らんでくきて書きにくくなってくるので個人的には下敷きがある方がいいと思ってます。手帳用の下敷きも調べると色々ありますが、個人的にはコクヨのジブン手帳の下敷きがおすすめです(Amazonリンク)。前述の画像の再掲ですが、下記でポケットに挟んだやつです。

これ実際に使うとわかりますがユポ製の下敷きで適度な弾力があり書きやすいです。またタブがあるので追加のしおり代わりになって便利ですし、定規としても使えるように目盛りがついているので線を引くときにも便利、と一石三鳥くらいあります。

下敷きも色々あるので、これに限らず、自分の好きなものを考えながら探すといいんじゃないかと思います。

おわりに

以上、私のライフログ(兼ジャーナリング)の一例と、おすすめツールを紹介しました。この記事が読者の皆さんがライフログを始めるための参考になれば幸いです!

それでは!