・ジャーナリング

[歴8年] 書く瞑想「ジャーナリング」初心者おすすめツール

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 「紙とペンで思い浮かんだ言葉をそのまま書き出す」という非常にシンプルな行為であるジャーナリングにはストレス解消、漠然としたモヤモヤや不安の低減、免疫力アップなどの様々な効果があり話題です。

 しかしいざやろうとしても「どういうツール(ペンやノートなど)を使えばいいのか?」「どうせやるならちゃんとしたやりたいけど経験者の方は何を使っているの?」「しっかりした高いもの方がいいのかな?」と迷って中々最初の一歩を踏み出せない方結構いるのではないかと思います。

 そんな方々に向けてジャーナリング歴8年以上の私が自身の経験を交えて個人的におすすめなツール(ノート、ペン、下敷き)を紹介します

 ジャーナリングはシンプルが故自由度が高く「具体的にこう」という記事や書籍が案外なく、更に説明もなんだか抽象的でわかりにくく途方にくれる初心者の方多いと思いますが、ひとまず初めて取り組むならこの記事に書いてあるツール使っておけばいいと思います。その辺の本屋やAmazonで買えるものしか紹介してませんし、仮に挫折しても大した費用になりません。

 結論から述べると「ノートはA5の方眼ノートがおすすめで、気軽に取り組みたいなら適当なリングノート、ノートにこだわりたいならモレスキンかロイヒトトゥルム」、「ペンは自身が書いた内容が読みやすく文字が書きやすければOKで気軽に取り組みたいならまずはサラサかジェットストリーム0.5mmがおすすめ」、「その他ツールとしてコクヨ ジブン手帳 Goods 下敷き mini用があると常に同じ書き心地を維持できるのでおすすめ」です。

 興味がある方は下記から本文で詳細を確認してみて下さい!

 これを参考に皆さんがジャーナリングを始めるきっかけになったり、現在取り組んでいるジャーナリングの質の改善につながればとてもうれしいです。ジャーナリングについて質問などある方はブログにコメント頂けると嬉しいです。

<INDEX>

  1. ノートに必要な条件とおすすめノート
  2. ペンに必要な条件とおすすめペン
  3. 下敷きの必要性とおすすめ下敷き

 ちなみにブログ冒頭の画像は筆者が実際に使ってるジャーナリングの道具の写真です。また「自宅でのストレス解消手段」として当ブログでは紹介しますが、自宅以外のカフェや図書館、要は紙とペンで文字を書ける環境があればどこでもできるストレス解消手段なので家の時間を充実させるさせないにかかわらずおすすめです。

ノートに必要な条件とおすすめノート

 個人的にはノートに必要な最低限の条件は「A5サイズである」「方眼紙である」で、あとは状況に応じて任意で「リングノートである」を採用するかを選べばいいと思います。下記に理由とおすすめノートを紹介します。

ノートの最低条件1:A5サイズである

A5をおすすめする理由は「ノートに書いてある内容を目でとらえやすい」、「持ち運びやすい」「他者から記載してある内容が見られにくい」の3つです。

まずジャーナリング中は自分の思考を客観的に認識するために、書いた文字を目で読んで認識することが必要です。思考の広がりはノートのサイズと連動するところが多少はある認識ですが、A5サイズは大きすぎず小さすぎず、かつ「1ページに記載してある内容を視線をあまり動かさず一目で認識しやすい」です。

次の理由は持ち運びやすさです。ジャーナリングは場所を選ばずに紙とペンさえあればどこでもできますが、ずっと家でやるのではなく気分に応じて場所を変える、例えば近くのカフェや図書館で書くことは全然あると思います。その際にちょうどいいサイズがA5である認識です。

最後の理由ですが、「独身で一人暮らしで家でしかジャーナリングをしない人」以外(いてもかなり少数と予想)は恐らくジャーナリング中に少なからず自分以外の人間がいる環境でジャーナリングをすることになると思います。しかしジャーナリング中は「見栄を張らずカッコつけず自分の本当に素直な感情や思考をありのまま吐き出す」ことが必要ですが、他者の目線があることでこれを妨げてしまうことがあります。この影響を減らして質のいいジャーナリングをするためにも大きすぎないA5がちょうどいいと思います。

ノートの最低条件2: 方眼ノートである

方眼ノートをすすめる理由は「文字の大きさが安定する」「思いついた内容を図に起こすときに定規など使わず描きやすい」の2点です。

まず「文字の大きさが安定する」ですが、例えば罫線ノートだと文字の高さは安定しますが幅にはブレが生じやすく、これが自分の書いた文章を読む際に若干ノイズになって効率を落とす感覚が私にはあります。

このためある程度文字の大きさを統一して書いた方が作業全体がスムーズになるので、その点方眼ノートはタテヨコに線が引かれているので無意識レベルで文字サイズ統一しやすくおすすめです。ただ人によってはドット方眼ノートでもいいとは思います。

もう一つは「思いついた内容を図に起こすときに上記など使わず描きやすい」ことです。ジャーナリング中は言葉だけではなく図形的なイメージが浮かぶことがありますが、こういうものを描く際にいちいち定規を出したりするとタイムロスが生じ、それにより思考のペースが落ちてしまいます。その点方眼ノートだと思いついた瞬間に直線や円も書きやすいので思った瞬間にフリーハンドでサッと図を書くことができ思考のスピードを維持できます。

ノートの任意条件:リングノートである

これはどちらでもいいという意味で“任意条件”としますが、リングノートが便利です。理由はリングノートの場合「机の占有エリアを減らすことができる」メリットがあり、限られたスペースでも文字が書きやすく、より場所を選ばずジャーナリングすることができるからです。私自身2023年まではリングノートでジャーナリングしてました。リングノートは値段が安いのもいい点です。

もし「ジャーナリングだけではなく仕事の場面なども含めた色々なことを1つのノートで完結したい」「ジャーナリングの為だけのノートを持つのは面倒」という場合には、手持ちの手帳にジャーナリングするページを作ればそれでOKだと思います。

さらにもし「せっかくやるならしっかりとしたノートを使って自分の気持ちを高めて取り組みたい」ならば、モレスキンなどハードカバーの有名なノートを買えばいいと思います。モレスキンかっこいいですよね。

 これらを考慮したおすすめノートは下記です。正直上記の3条件を考慮し、あとは見た目や質感など個人の嗜好を加味すればいいと思いますが、あくまで参考です。一応参考で私が実際に使ってる(使ってた)ノートの写真載せておきます。

  1. マルマン リングノート 5mm 方眼罫 (Amazonリンク)
    • 実際過去私も使ってました。カバーがしっかりしてるので曲がりにくいのが◎。
    • 後述ですが、私は独身時代、半年前後で1冊消費していたのでリングノートをジャーナリング専用ノートとして運用していました。しかし結婚して子供出来たらさすがに毎日は難しく書く頻度が下がり年間で必要なページ数が減ったため、別途モレスキンで運用していたバレットジャーナルにジャーナリング用のページを設けるようにしました。ちなみにさらに余談ですが私のバレットジャーナルはイラストやカラフルな装飾一切なしの仕事のタスク管理に特化した超ハイパーシンプルな構成です。
  2. コクヨ リングノート キャンパス 方眼罫 A5 (Amazonリンク)
    • これも過去私も使ってました。①もコレも割とどこでも売ってるのもいい点です。
  3. モレスキン(Moleskine) ハードカバー 方眼 ミディアム (Amazonリンク)
    • 現在利用中。私はタスク管理のバレットジャーナルとジャーナリング用ノートを併用していることもあり、しっかりしていて頑丈で、ビジネスシーンでもある程度サマになるノートが良かったのでモレスキンです。カラーバリエーション多いので好きなの買うといいと思います。結構ページ数も多くジャーナリング以外にもいろいろできます。
    • ラージ、スモールなどサイズ色々あるので間違わないように注意です。
  4.  ロイヒトトゥルム Notebooks Medium (A5) (Amazonリンク)
    • 過去利用経験あり。正直モレスキンと大差ないですが、ロイヒトトゥルムはページ番号が振ってあり、しおりになる紐が2つある点がモレスキンと違うところだという認識です。ハードカバー系だったら③か④のどっちかでいいと思います。

ペンに必要な条件とおすすめノート

 私がペンに必要だと思う条件は一言でいうと「線を引くときの抵抗が少なく、インクのノリがいい細すぎない黒か青のボールペン」(結論は0.5mmのゲルインキボールペン)です。下記に理由とおすすめペンを紹介します。

ペンの条件1: 線を引くときの抵抗が少ない

まずジャーナリング中は思考した内容をペンで文字に起こしますが、圧倒的に思考スピードが文字を書くスピードより早いため、思考した内容を逃さないためにできる限り早く書ききれるペンが必要です。

しかしよくお役所にあるような油性ボールペンだと書くときにある程度力がいるため書くペースが落ちます。なので線を引くときの抵抗が少ないペンがいいです

ペンの条件2: インクのノリがいい

仮に条件1を満たして楽に線が引けても、インクがかすれやすいタイプのペンだとジャーナリングの効率は落ちます。理由は書いた内容を目で認識しにくくなり思考を客観視しにくくなるからです。

なので書いた文字をパッと認識できるインクのノリがいいペンがいいです。

ペンの条件3: 細すぎない

条件1, 2を満たしても、ペンの細さによっては文字を認識しにくくなります。これは人によって異なると思いますが、私の場合0.3~0.4mmだと細すぎてやや認識しにくく、0.5mmがちょうどいいです

ペンの条件4: 黒か青のボールペン

条件1~3を満たすのは自然とボールペンになると思いますがこれも条件として明言します。理由はシャープペン(鉛筆)だとノックする手間が生じ、また書いている間に手が文字に擦れることで文字がぼやけてしまい、目による自分の書いた文章の認識を妨げるためです

色は正直読めればなんでもいいですが、その場合黒か青かなと思います。

 上記条件を考慮したおすすめのペンは下記の2つです。正直どちらでもいいと思いますが、サラサの方が安いです。私はサラサ使ってます。

  1. ゼブラ サラサクリップ 0.5mm 黒 (Amazonリンク)
  2. 三菱鉛筆 ジェットストリーム 0.5mm 黒 (Amazonリンク)

また私は「サラサグランド」というちょっといいサラサも使っているのですが、高級感がある割に高くなく、中身は普通のサラサで書きやすくておすすめです。これについては別記事でまとめているので、興味あれば見てみて下さい。

下敷きの必要性とおすすめ下敷き

 一般的にジャーナリングは「紙とペンでOK」と言われますが、私はもう一つ「下敷き」もあった方がいいと思ってます。理由はある程度ノートのページを消費すると文字を記載したページの上に文字を書きにくくなるからです。

 文字を書いたページってゴワゴワするんですが、それが複数枚重なった上に新しいページを載せて文字書くとペンが沈んで書きにくくなります。これを解消するために下敷きがあると便利です。

 下敷きはノートに挟める大きさならなんでもいいですが、個人的には「コクヨ ジブン手帳 Goods 下敷き mini用」がおすすめです(Amazonリンク)。

 これ材料がユポ製という聞きなれない材料なのですが、適度な硬さでいい感じに硬すぎずとても書きやすいです。実際他にも買ってたのですが、硬すぎると書きにくいのでこのユポ製いいなーという結論に至ってます。

 またインデックスがついているのでしおり代わりに所定のページをパッと開くことができ、定規の目盛りがついているので線が引きたいときにも助かります。

まとめ

  1. ノートはA5の方眼ノートがおすすめ、任意でリングノートを選ぶべき
  2. ペンは書くときの抵抗が少なく、インクのノリが良く、細すぎないボールペン推奨
  3. ノートとペン以外に下敷きも必要
  4. ノートはコクヨやマルマンリングノート、モレスキンやロイヒトトゥルムもGood
  5. ペンはサラサかジェットストリームの0.5mmがおすすめ
  6. 下敷きはコクヨ ジブン手帳 下敷き mini用がおすすめ

 この3つがそろえばいつでもジャーナリングができます。早速取り掛かりジャーナリングの恩恵を実感しましょう!

またそもそも「やり方がわからない…」という方は下記参照してみて下さい。

またさらに「ジャーナリング続かない…」という方は下記参照してみて下さい。

また「ジャーナリングのネタが浮かばない…」という方は下記の記事を見るといいと思います。